2019年、令和の時代になってから、私は「勉強習慣の確立」を企てて資格を取ることにした。
そして、令和元年から令和4年までの4年間で次の7つの資格を取得した。
ただ、いくつかの試験が一夜漬けや二夜漬け(金曜日と土曜日に徹夜して日曜日の試験を受験すること)で済ませてしまったこと、このメモブログの記事の起案の方がよほど勉強習慣の確立に貢献していることから、令和4年をもって「年間2つの資格を取得し、よって、勉強習慣を確立する」ことはやめることにした。
そして、今年(令和5年)。
「勉強習慣の確立」とは無関係に次の資格を取得した。
つまり、令和4年に「年2個の資格を取得する」という目標を取り下げたにもかかわらず、令和5年は2個の資格を取得してしまった。
資格を取得することはやめたつもりなのに。
この点、今年取得した2つの資格の特徴は「社会生活上の要請に応じて取得したこと」にある。
一方は、既に互換性ある上位の資格試験に合格しており、この資格を取る意味は全くない。
また、もう一方は汎用性のある分野ではなかった。
そう考えると、今年は「資格試験の存在意義に適合する形で、資格試験を受けて合格した」といってもいいのかもしれない。
あるいは、「これまでの資格試験の使い方が異常であった」とも。
まあ、両方とも一夜漬け、または、スキマ時間を使うだけで合格してしまったので、勉強習慣は全く身に付かなかったが。
この令和5年に生じた傾向は来年も続くようである。
なぜなら、来年の社会生活を予想すると、知識の習得が要請される未経験の分野があり、その学習結果のアウトプットとして利用できる資格試験がある上、その資格の取得が社会生活上意義があるからである。
具体的に述べてしまうと、現時点でこのような資格は4つある。
そのため、来年はこの4つの資格のうち、3つは取ろうかなあ、と考えている。
というのも、来年に資格を3つ取ると6年間で取得した資格が12個となり、平均すれば年間2個ずつコンスタントに取っていることになるので。
さらに言えば、これらの資格はそれほど時間がかからず、場合によっては一夜漬けや二夜漬けでなんとかなりそうな気もするので。
ところで、私はこの資格取得のプロセスにおいて「お金にまつわる資格」と「プログラミングやデータ・サイエンスに関する資格」を取ろうとしていた。
そして、この5年間で取った9つの資格を見ると、次のような結果となっている(なお、3級と2級などランクが異なるものはそれぞれを1個としてカウントする)。
お金関係、4つ(FP3級、FP2級、簿記3級、簿記2級)
数理関係、3つ(基本情報技術者、統計検定2級、Pythonほにゃらら)
法律関係、2つ(ビジネス実務法務検定試験2級、AML/CFTほにゃらら)
この点、「お金に関する資格」とは簿記とFPを想定していた(また、双方とも1級まで取る予定はなかった)。
それゆえ、現時点から見ればその目的をほぼ達成している。
また、法律関係の資格は社会生活上の要請にあわせて取得したものである。
しかし、数理関係については資格取得が進まなかったようである。
実用数学技能検定1級、統計検定1級、python3エンジニア認定基礎試験の上位試験その他・・・。
取ろうとして取れなかった資格が多い。
もちろん、取ろうとして取らなかった資格があるとしても。
この点、実用数学技能検定試験の1級は一度受検したが、無残に撃沈した。
そして、この試験に合格したければ大学教養課程の数学を学び直す必要があると考えている。
そう考えると、勉強習慣の確立が達成できなかった現状を考慮すれば、不合格は当然の結果であると言えるかもしれない。
次に、データ・サイエンスの基礎となる統計検定1級は実用数学技能検定1級に受かる程度の数学を使いこなす力が必要な気がしている。
それゆえ、これも手を出しにくい。
そのため、数理系で手を出すならばプログラミング関係になりそうだが、現時点ではそれほどやる気がない。
プログラミング系の資格を取るくらいなら、次のサイトの問題を解くなどしていた方がよほどいいだろうし。
そう考えると、数理系に手を出すことは当分ないかなあ、という気がする。
さらに言うと、社会生活上の要請を考慮すれば、法律系の資格だけではなく英語に関する勉強と資格が必要になるかもしれないので。
しかし、「学習習慣を確立するために継続的に資格を取得する」という目標がこのような結果になるとは・・・。
よくわからないものである。
来年はどんな展開が待っているだろうか。