0 はじめに
2025年10月14日、windows10のサポートが終了した。
そこで、私が放置していたノートPCのOSを変更した。
今回は、このOSを変更した件について、備忘を兼ねてこのブログに記載することにする。
なお、1点注意を。
ここに記載されている内容は、いわゆる「N=1」の経験に過ぎない。
また、ここに記載しているPCは購入後の約6年間ほとんど使われていなかったという特殊事情もある。
したがって、再現性については全く保証できないので、その点は注意してみてほしい。
1 windows10のサポートが終了への対応
windows10のサポートが終了することを受けて、私はwindows11を搭載したノートPCを新たに購入することにした。
この点、ノートPCを購入するのは約6年振りのことである。
タイミングとして悪いものではない。
もっとも、私が持っていたwindows10搭載のノートPCが使えなくなるのは少々惜しい。
そこで、 私が常用していたPCに「windows10_ESU」を導入することにした。
この点、このPCは2017年ころから私が常用しているPCである。
また、このPCのキーボードの一部のキーが壊れ、スピーカーの片方が壊れ、HDDがエラーを起こすという事態が生じている。
しかし、その一方で、このPCには8GBのメモリが搭載されているだけではなく、それなりの性能のあるCPU(Intel_Core_i7レベルのもの)が搭載されていた。
そこで、このPCの壊れたHDDはSDDに換装し、外付けスピーカーや外付けキーボードを使いながら、今でも使い倒している。
なお、次の記事で背面を開けて掃除をしたPCはこのPCである。
将来的には、もう一方のPCと同じようにOSを変更する予定であるが、もう少し使う予定でいる。
そして、私が持っていたもう1つのwindows10搭載のノートPCはOSを変更することにした。
この点、このPCは2019年の年末に購入したものである。
しかし、メモリは4GB、搭載されているCPUはCeleronレベル、ハードディスクはSDDではないというものであり、購入直後から動作が相当重くなっていた。
そこで、私はこのPCを購入したことを後悔し、ほとんど使うことなく放置していたのである。
この点、windows10のサポート終了を受けて、このPCをそのまま廃棄する予定であった。
もっとも、ネットの記事を見ていて、「OSをwindows10からChromeOS_Flexに変えるという手段がある」ことを知った。
そこで、廃棄する代わりにOSを変更することにした。
というのも、私が常用し、現段階は「windows10_ESU」を導入したPCもいずれ「ChromeOS_Flex」に変えようと考えているところ、この動作が重いPCをその実験台にするのも悪くないと考えたからである。
2 ChromeOS_Flexへの変更
今回変更したOSはChromeOS_Flexである。
このOSはグーグルが開発したOSであり、GoogleのChromebookに搭載されているものでもある。
また、インターネット上では、古くなったPCにインストールするという記事も存在する。
今回は、これらの記事やグーグルのヘルプサイト等を見て、PCにChromeOS_Flexをインストールすることにした。
手続きの概略は次の通りである。
なお、失敗してもwindows10に戻す予定はなかったため、元のOSに戻すための回復ドライブ(USB)は作成していない。
① USBインストーラの作成
・ USBメモリの準備(8GB以上のUSBメモリであれば可、私は所持していた16GBのUSBメモリを利用した)
・ Chromeウェブストアにアクセスして、「Chromebookリカバリユーティリティ」のインストール
・ USBメモリの挿入、及び、「ChromeOS Flex」の選択によるUSBインストーラの作成
② PCへのインストール
・ USBインストーラーの接続
・ インストールするPCの再起動、なお、このときにブートドライブをUSBに変更する。
・ 画面の指示に従って、インストール手続の実施
以上の手続に従い、OSを変更した。
この作業自体はそれほど大変ではなかった。
3 動かしてみた結果
そして、実際にChromeOSを搭載したPCを動かしてみた。
具体的には、某ニュース番組(有料)にアクセスし、動画を約2時間流してみた。
それから、ユーチューブにアクセスして、いくつかの動画を再生させてみた。
この点、windows10が搭載されていたころであれば、そのサイトにたどりつくまでにものすごく時間がかかっただろう。
また、正直、その動画がきちんと再生されたかどうかも分からない。
しかし、OSを変更した結果、そのサイトまでそれほど待つことなく到着することができた。
また、その動画はちゃんと見ることができた。
というわけで、メモリが4GBで、CPUの性能がいまいちというPCであっても、OSの変更によって「ネット上の動画を見るレベルのこと」が困らなくなった。
もちろん、常用しているPCのようにchromeのタグをたくさん開くようなことをしてしまえば、重くなるであろう。
また、ゲームはできないだろう。
さらに、文章編集等のことがちゃんとできるかどうかは分からない。
ただ、そのPCを何かに使う予定は今のところない(ネットで動画を見るのがせいぜいである)ので、個人的には特に問題にはならないと考えている。
以上、私が経験したことについて備忘録としてこのブログに遺すことにする。
では、今回はこの辺で。
















