去年からこのブログを開設し、「読書メモ」を作成することにした。
この「読書メモ」と「旧・司法試験の二次試験の論文式試験の憲法第1問(人権)の過去問の検討」がこのブログの二本柱である。
そして、このブログを開設して約2年が経過し、約240個の記事を作成した。
そこで、今回、「読書メモ」とその背後にある「読書」について振り返ってみる。
1 読書の効用
去年と今年の2年間でたくさんの本を読んだ。
図書館から借りてきて読んだり、古本屋で見つけた専門書を買って読んだり、自宅にあった本を読んだり、Kindleで買って読んだり、AmazonUnlimitedで読んだり。
読んだ本をひたすら並べてみる(タイトルのみを表示)。
もちろん、プログラミングなどの技術系の専門書・資格(FPや基本情報技術者など)を取るために読んだ(演習した)参考書や演習書・漫画・ラノベなどは除外してある。
『哲学の教科書』
『死刑_その哲学的考察』
『カール・マルクス_「資本主義」と闘った社会思想家』
『寝ながら学べる構造主義』
『不干斎ハビアン(以下略)』
『日本の神々』
『ゾロアスター教』
『三輪山(以下略)』
『日本人のためのイスラム原論』
『古事記と聖書_日本開闢の闇はこれでしか解けなかった』
『よくわかる古事記_神々の時代と日本の姿』
『「天皇」の原理』
『教養としての聖書』
『敗戦処理首脳列伝_祖国滅亡の危機に立ち向かった真の英雄たち』
『中東戦争全史』
『神霊の国_日本_禁断の日本史』
『逆説の日本史・テーマ編・英雄の興亡と歴史の道』
『逆説の日本史・16・江戸名君編』
『天皇の日本史』
『英傑の日本史(以下略)』
『なぜ必敗の戦争を始めたのか_陸軍エリート将校反省会議』
『石原莞爾の世界戦略構想』
『日本史で読み解く日本人』
『北一輝』
『江戸三百藩_バカ殿と名君~うちの殿様は偉かった?』
『天皇125代と日本の歴史』
『日本史を精神分析する_自分を知るための史的唯幻論』
『参勤交代の真相』
『謙信びいき』
『大名格差_江戸三百藩のリアル』
『昭和天皇の悲劇_日本人は何を失ったか』
『虜人日記』
『江戸の卵は1個400円!~モノの値段で知る江戸の暮らし~』
『大いなる謎_平清盛』
『徳川某重大事件_殿様たちの修羅場』
『日本辺境論』
『ものぐさ精神分析』
『もう一つの戦略教科書「戦争論」』
『戦争学』
『今さら聞けない!政治のキホンが2時間で全部頭に入る』
『戦争の社会学_はじめての軍事・戦争入門』
『憲法義解』
『憲法講話』
『痛快!憲法学』
『日本国憲法の誕生_増補改訂版』
『憲法と平和を問いなおす』
『図解・ピケティ入門_たった21枚の図で「21世紀の資本」は読める!』
『経済学をめぐる巨匠たち』
『現代の金融入門』
『経済学は難しくない』
『参謀は名を秘す_歴史に隠れた名補佐役たち』
『オタク的想像力のリミット_歴史・空間・交流から問う』
『言語とフラクタル_使用の集積の中にある偶然と必然』
『統計学が最強の学問である』
『数学嫌いな人のための数学_数学原論』
『数学の歴史物語_古代エジプトから現代まで』
『数学再入門_心に染みこむ数学の考え方』
『日本はなぜ敗れるのか_敗因21か条』
『空気の研究』
『日本はなぜ外交で負けるのか』
『一下級将校の見た帝国陸軍』
『山本七平』
『戦争責任と靖国問題_誰が何をいつ決断したのか』
『現人神の創作者たち』
『裕仁天皇の昭和史_平成への遺訓_そのとき、なぜそう動いたのか』
『コウシヨク中将の処刑』
『日本人と組織』
『「有名人になる」ということ』
『自己プレゼンの文章術』
『不幸になる生き方』
『「うつ」からの社会復帰ガイド』
『大学時代にしなければならない50のこと』
『願いがかなうクイック自己催眠』
『独学大全_絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』
『完全教祖マニュアル』
『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』
『独学大全公式副読本_「鈍器本」の使い方がこの1冊で全部わかる 』
『天皇論「日米激突」』
『大国・日本の復活(以下略)』
『憂国論_戦後日本の欺瞞を撃つ』
『性風俗のいびつな現場』
『新聞の運命_事実と実情の記事』
『暴君誕生_私たちの民主主義が壊れるまでに起こったことのすべて』
『愚民社会』
『修羅の都』
『もっこすの城_熊本築城始末』
『三国志_完全版(全十巻セット)』
『真田三代_上』
『真田三代_下』
『長宗我部三代記』
『山形殿_最上義光』
『ばさらの群れ』
『戦始末』
『有楽斎の戦』
『業政駆ける』
『悪名残すとも』
『軍師島左近』
『雑賀乱る_反骨の兵たち』
『山県昌景_武田軍団最強の「赤備え」を率いた猛将』
『天地鳴動』
『北条氏康_信玄・謙信と覇を競った関東の雄』
『加賀百万石』
『うつろ屋軍師』
『天を裂く』
『徳川家光』
『維新の肖像』
『伊達三代記_晴宗・輝宗・政宗、奥州王への道』
『奥羽の二人』
『悪党の戦旗_嘉吉の乱始末』
『戦国秘譚_神々に告ぐ(上)』
『戦国秘譚_神々に告ぐ(下)』
『ペルソナ_脳に潜む闇』
『うつ病九段』
『わがままに生きろ。』
『学問のすすめ_現代語訳』
『福翁自伝_現代語訳』
『新訂_孫子』
『原文・現代語訳_やせ我慢の説:勝海舟・榎本武揚への批判とその回答』
『ザ・メンタルゲーム(以下略)』
『不屈の棋士』
『将棋の400年史』
『評伝_小室直樹_上_学問と酒と猫を愛した過激な天才』
『評伝_小室直樹_下_現実はやがて私に追いつくであろう』
(ここまでが去年、ここからが今年)
『武器になる思想~知の退行に抗う~』
『「宗教化」する現代思想』
『社会主義の誤解を解く』
『イスラムの読み方_その行動原理を探る』
『クルアーン_やさしい和訳』
『ヒンドゥー教_インドの聖と俗』
『歎異抄』
『大いなる謎_平清盛』
『徳川某重大事件_殿様たちの修羅場』
『日本軍兵士_アジア・太平洋戦争の現実』
『晩節の研究_偉人・賢人の「その後」』
『現代語訳_戦陣訓』
『現代語訳_軍人勅諭』
『日本の名著_貝原益軒_14』
『院政とは何だったか_「権門体制論」を見直す』
『石原莞爾_現代語訳_日本の国防』
『脱亜論(現代語訳)_時代背景解説』
『もうひとつの応仁の乱_享徳の乱・長享の乱_関東の戦国動乱を読む』
『日本を創った12人』
『関東戦国史_北条VS上杉55年戦争の真実』
『敗者列伝』
『その時、歴史は動かなかった!?じつにアヤシイ「日本史の転換点」』
『日本史の一級史料』
『日本はいまだ近代国家に非ず_国民のための法と政治と民主主義』
『職業としての政治』
『君主論』
『「憲法上の権利」の作法_第3版』
『危機の構造_日本社会の崩壊のモデル』
『日本資本主義崩壊の論理_山本七平「日本学」の予言』
『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』
『社会学の根本概念』
『小室直樹の中国原論』
『統計処理ポケットリファレンス_Excel&R対応』
『私の中の日本軍(上)』
『私の中の日本軍(下)』
『日本人とは何か(上巻)_神話の世界から近代まで、その行動原理を探る』
『日本人とは何か(下巻)_神話の世界から近代まで、その行動原理を探る』
『危機の日本人』
『静かなる細き声』
『山本七平のイエス伝_なぜイエスの名はこれほどにまで残ったのか』
『宗教について』
『山本七平ライブラリー7_ある異常体験者の偏見その他』
『日本人と中国人_なぜ、あの国とまともに付き合えないのか』
『山本七平ライブラリー15_聖書の常識』
『江戸時代の先覚者たち_近代への遺産・産業知識人の系譜』
『21世紀最強の職業_WEB系エンジニアになろう_AI・DX時代を生き抜くためのキャリアガイドブック』
『AIを天職にする_機械学習エンジニアになりたい人のための本』
『僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない』
『ウクライナ危機の真相_プーチンの思惑_Wedgeセレクション』
『メタバースとは何か_ネット上の「もう一つの世界」』
『信長死すべし』
『里見義堯_北条の野望を打ち砕いた房総の勇将』
『吹けよ風_呼べよ嵐』
『現代語訳_三河物語』
『天人唯一の妙、神明不思議の道_山崎闇斎』
全部で約200冊ある。
去年と今年の2年間、暇だったとはいえ、すごい冊数である。
よく読めたものだ。
この点、ジャンルはばらばらである。
図書館で本を借りる際には小室直樹氏・山本七平氏を意識していた、というのはあったが、AmazonUnlimitedで借りる場合はそんなことは意識しない。
だから、どーでもいいような本も歴史小説もある。
あと、自然科学系の書籍は少ないと考えられる(もちろん、技術書として読んだものはこのリストから除外されている)。
また、読み方もてんでばらばらである。
散歩しながら読んだり、図書館から借りてきて読んだり、持っている本に付箋やマーカーを引きながら読んだり、後述するような読書メモにしたり。
読んだことを覚えている本もあれば、今見直して「あれ?こんな本読んだっけ」というものも。
なお、「読書メモ」にした、しているものと将来の「読書メモ」の候補は次のとおりである。
(以下、読書メモを作成、または、作成中)
(以下、読書メモを作成したいと考えている本)
もちろん、読んでないが「読書メモ」にしたい書籍もいくつかあるのだが。
2 読書メモの効用
一方、この2年間で「読書メモ」としていくつかの本の読書メモを作成した。
以上は既に完了したが、現在進行形として次のものがある。
読書メモを作成した結果、それぞれの本に対する理解が深まった。
その意味で、読書メモの作成は非常に役に立った。
そこで、読書メモの作成は来年以降も続けていきたいと考えている。
ただ、この読書メモの作成自体が結構な負担になっている。
さらに、メモ化したい本がたくさんあって、このまま全部をフォローしようとすると数年単位の時間が必要になる。
また、1記事の文字数が5000文字を超えることもあり、それを年間120記事分作成するとなると負担が重い。
そこで、来年以降は少し簡略化していく必要があるかもしれない。
なお、読んでないが将来を考慮すれば読書メモにしたい本は次のとおりである。
この二つは日本を見る上で重要と思われるので、是非、読んでメモにしたい。