薫のメモ帳

私が学んだことをメモ帳がわりに

読書メモが200を超える

 最近、本ブログの「読書メモ」のカテゴリに属する記事の数が200を超えた

 

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 2021年にこのブログに記事を書き始めたとき、このブログのメインを「読書メモ」にしようと考えていた。

 

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 そして、約3年半で次の本の読書メモを作成した(作成中含む)。

 なお、読書メモとなった書籍について自分の読んだものの他に最新版がある場合、書籍に対するアマゾンのリンクが最新版へのリンクとなっていることがある。

 

 

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 この本は、太平洋戦争における敗因分析について日本人のメンタリティに言及しながら書かれた本である。

 別の本でも触れるが、「自分が同じことをしているとは・・・」と痛感せざるを得なかった。

 

 

 

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 私が他人から「憲法について知りたい」と言われたときに最初に勧める本

「資本主義も民主主義も立憲主義も背後にある思想や宗教からできる」ということを大いに理解することができた。

 

 

 

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 巷に言われる「空気」について説明してくれる本。

 ここまで「空気」について言語化できるとは考えていなかった

 もちろん、「空気」と日本人が持つ(一定の)ファンダメンタリズムについて理解することができた。

 

 

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 経済学を発展させた人々について知ることができた。

 こういうのを見ると、「資本主義は宗教なのだな」・「キリスト教と資本主義は不可分性なんだな」ということを実感せざるを得なかった。

 

 

 

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 この本は、著者が故・小室直樹でも故・山本七平氏ではない。

 もっとも、この人の主張とこの人が批判しているものを見ると、そこに日本教の影を感じざるを得なかった。

 

 

 

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 組織と宗教(思想)の関係について示された書籍。

「組織の出来上がり方にもその国の宗教や思想が関連しているのだ」ということを理解することができた。

 

 

 

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 日本の社会構造から生まれるアノミーについて明らかにした書籍。

 自分の言動に関するメカニズムをこれほど単純に示されるとは考えていなかった。

 

 

 

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 イスラム教について理解するための本。

 単純な形ではあるけれども、イスラム教について知ることができた。

 もちろん、私の目的は「イスラム教を通じて日本や日本教徒を知ること」にあるのだとしても。

 

 

 

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 私は数学は嫌いではない。

 しかし、数学の背後にある思想と近代を理解するために役に立った。

 

 

 

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 現時点では読書メモは完了していない。

 しかし、中国社会を知るためのキーワードである「幇」・「情誼」・「宗族」・「法家の思想」・「歴史」について理解できた。

 

 

 

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 これまた読書メモが完了していない本。

 しかし、昭和天皇のすごさを理解することができた。

 

 

 読書メモとして完了しているものが9冊、完了していない読書メモを含めれば11冊になる。

 3年半で9冊(11冊)というのは多いのか、少ないのか、、、。

 正直に言えば「もう少し読書メモを作りたかった」という感じもするが、現状を考慮すれば「これで十分」という気もする。

 どうなのだろう。

 

 

 さて、約3年半もの間、それなりに読書メモを作り続けてきたことを踏まえ、読書メモを作り続けた感想をメモに残しておく。

 

 まず、「『読書メモ』という形で文章にしたことで理解が深まった」ということ

 当然と言えば当然なのだが、これを実感できたというのが大きかった。

 あるいは、「『本を読む』というだけでは何も役に立たない」ということを実感したと言った方がいいのかもしれない。

 

 例えば、『日本はなぜ敗れるのか_敗因21カ条』とか『「空気」の研究』という名著はこれまでも何度か読んでいた。

 最初から最後まで読んだことも度々であろう。

 しかし、読書メモを作るまでのこれらの書籍に対する理解はお寒いもの、と言うよりほかはない。

 もし、もう少しこの2つの書籍に対する理解が深まっていたら、私の人生は違ったものになっていただろう

 たとえ、現実の人生で達成したことを考慮すれば、後悔するほどのものではないとしても。

 

 次に、読書メモを作ることによって読んだことや学んだことがストックとなった

 例えば、ある読書メモを作る際に、過去に作った読書メモの内容に触れた場合、過去の読書メモへのリンクを貼ることなどによって、読書メモ同士をリンクさせることができた。

 これは「ブログで読書メモを作ったことの成果」といってもいいのかもしれない

 

 さらに、今回の読書メモでは、基本的に著者を故・小室直樹先生と故・山本七平先生に限定している(一冊だけ例外があるが)。

 また、読書メモにしようとした書物は「日本教」と何らかの形で関連するもの、となっている。

 

ja.wikipedia.org

 

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 そして、読書メモの作成の効果とあいまって、自分自身・日本人・日本に対する理解が深まった

 もちろん、「私の理解は単純化しすぎである」という批判は十分ありうるとしても。

 

 

 最後に、今後のことについて。

 現時点では、「続けられる範囲で続けていこう」と考えている。

 何故なら、「読書メモにする」という形で学習したい書籍はそれなりにあるからである。

 具体例を示していけば、次の通りとなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 このように、ざっと挙げただけでも結構ある。

 これらの9冊の読書メモを作ろうとしたら、3~4年はかかることだろう。

 しかし、3~4年かければできる、とも言える。

 そこで、「継続は力なり」という言葉を信じて続けていこうと考えている。

 

 そのためにも、現在作りかけになっている2冊の読書メモを作り終えるようにしておく。

 まずは『昭和天皇の研究』を、そして『小室直樹の中国原論』を。