0 統計検2級にチャレンジする
統計検定2級という資格がある。
統計検定 2級|統計検定:Japan Statistical Society Certificate
今週の月曜日、この受験の申し込みを行った。
CBT方式という受験方法で。
何かの資格を取るため受験の申込をしたのは去年のFP3級以来である。
しかし、FP3級のときは何も勉強をせず、試験会場すら行かなかった。
受験料が無駄になっただけである。
統計検定2級では「全く勉強しなかったとしても試験会場に行き、自分の不勉強を試験時間の90分間後悔し続ける」ことはしたい。
そうすれば、簿記2級のときのように「奇跡的に受かる」ことがあるかもしれないので。
さて、CBT方式ということで受験日にかなりの自由度がある。
そのため、ある程度早めに受験日を設定した。
具体的な日時は3月31日。
あと、14日しかない。
この点、現時点で準備はしていない。
後述する統計学の入門書を読み、例題と演習問題を解いただけ。
統計検定2級の過去問(過去問集は2年前くらいに買った)は一問も解いていない。
試験問題をスムーズに解くための問題演習もやっていない。
ただ、試験の日時を後ろにずらしても、「あとで勉強すればいいや」ということで勉強しないだけ。
また、2週間の間、演習をやりまくればなんとかなるだろう。
というわけで、この2週間、頑張る。
1 統計学について最近読んだ本
最近、統計学に関する書籍を2冊読んだ。
一つは、『入門統計学(以下略)』という本。
私は大学時代に、統計学の入門書として東大出版界の『統計学入門』を買った。
そして、大学を出てから何度か目を通した。
書いてある式・内容は分からないではないのだが、実践とリンクせず、ピンとこなかった。
しかし、『入門統計学(以下略)』のおかげで統計学の活用方法が分かった。
現在では、『入門統計学(以下略)』に書かれた本の仮説検定の知識をフル活用している。
例えば、データを取っては「2群の平均の差の検定」を使いまくっている。
もちろん、「使いまくる」関係で多重性の問題が生じるので、それに対するフォローを忘れない。
もう読んだ本は『統計学は最強の学問である』(西内啓・2013・ダイヤモンド社)である。
この本は「統計学を学ぶための本」ではない。
「統計学の概略を知り、統計学を活用する方法」を知るための本である。
この本のおかげで統計分析の力が伸びるということはないだろうが、「統計学の活用法が分かり、スタートラインに立てる」という意味で役に立った。
以上の2冊のおかげで、私の統計学の知識は一気に伸びた。
演習を繰り返して統計学の知識を自分の武器にし、将来に活かしていきたい。
2 2週間で勉強すべきこと
これから2週間、統計検定2級のためにやることは次の3点である。
まず、『統計学入門』の読み直しである。
理論的背景・数式的な背景を再確認するためにも一度読み直す必要がある。
もっとも、統計検定2級で問われるのは実践であるから、深入りはしない。
ただ、数式に慣れるためにも章末演習問題は解く予定である。
次は、過去問演習である。
統計検定2級の公式問題集は買ってもっているのでそれを解く。
また、直近(19年11月)の過去問もサイトにあったので、これも解く。
ただ、過去問だけで演習量が足りるかどうかは分からない。
7回分もあれば足りるような気もしないではないが、1問も見ていない現時点では何とも言えない。
そこで、足らないことを想定し一冊問題集を買う予定である。
そのことを考慮すると、24日までには『統計検定2級』の過去問を1周回し、『統計学入門』を読む必要があるようだ。
頑張って進めないと。
3 おわりに
このブログに「統計検定2級を受けるぞ」と書いたのは、「宣言することで自分を追い込むため」。
よって、このブログの公開ボタンを押せば、その目的は達成される。
ただ、「合格できるか」、「ちゃんと試験勉強をするのか」不安である。
統計検定2級はハードルを上げすぎたか。
簿記のときに2級だけではなく3級も併せて受けたように、統計検定も3級を受けてから2級を受ければよかったか。
そもそもFP3級のときのように逃げやしないか。
などなど。
不安になることはしょうがないが、気にしてもしょうがない。
今日から15日、勉強していきますか。